ecbing導入事例5選!売上拡大とDXを実現した大手企業の共通点

2026.03.13

2026.03.13

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ecbing導入事例5選!売上拡大とDXを実現した大手企業の共通点
「自社サイトのリニューアルや新規構築において、信頼性の高いecbingの導入を検討している」「競合他社がecbingをどう活用しているか知りたい」などとお考えでしょうか?
本記事では、ecbingの導入実績がトップクラスである理由から、導入による課題解決と売上アップの具体策、オムニチャネル・OMOを実現した活用事例、ecbing導入で失敗しないための検討ポイントなどについて解説しています。

「ecbingでどんなカスタマイズができるのか?」「自社の業種(アパレル、食品等)に近い成功例があるか知りたい」という方はもちろん、「運用フェーズでの使い勝手はどうなのか?」「導入後のサポート体制や、売上が実際にどれくらい伸びたのか知りたい」という方も、ぜひご一読ください。

ecbingの導入実績がトップクラスである理由

ecbingの導入実績がトップクラスである理由
ecbingは、国内で17年連続シェアNo.1(2025年時点)を誇る、中大型EC向けのプラットフォーム(パッケージ)です。

大手企業の導入事例が多く、アパレルから家電、B2Bまで幅広く対応。単なる「ネットショップ作成ツール」ではなく、企業の複雑な業務フローや独自のブランディングを形にするための「開発・運用・集客の総合支援パッケージ」と言えます。

以下で、中堅・大手企業に選ばれる理由を、5つのポイントでまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

圧倒的な「カスタマイズ性」と「安定感」

最大の特徴は、「やりたいことを諦めなくて済む」ほどの柔軟さです。標準機能が1,000以上と非常に充実していますが、必要に応じてカスタマイズが自在にできるのが最大の強み。独自のポイント制度、複雑な会員ランク、基幹システム(ERP)との高度な連携などが自由自在です。

また、月商数億円を超えるようなトラフィックが集中する大規模なサイトでも、安定して稼働する堅牢なインフラを持っています。

オムニチャネル(店舗連携)の強さ

実店舗を持つ企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に、非常に強いのも特徴の一つです。

実店舗の在庫とECの在庫をリアルタイムで連動させたり、店舗で買った履歴をECで確認できるようにするなど、「ネットと店舗の融合」を得意としています。

導入することで、「ECで注文して店舗で受け取る」「店舗の在庫をECで確認する」「店舗とECのポイントを共通化する」といった、実店舗とネットを跨ぐ購入体験をスムーズに実現できます。

「売る」ための強力なマーケティング支援

システムを作って終わりではなく、売上を伸ばすための部隊が社内に300名以上(コンサル、広告運用、分析等)が在籍。

システムの提供だけでなく、Web広告やコンサルティング、分析など「売上を上げるための支援」まで一気通貫で行ってくれるのが特徴です。

また、レビュー最適化、SNS連携、ハッシュタグ活用、AIチャットボットなど、最新のトレンド機能をオプションとして素早く追加できる仕組みが整っています。

万全のセキュリティとサポート

ecbingは、ECサイトで最も怖い「個人情報漏洩」や「システムダウン」への対策が徹底されています。自社データセンターは24時間365日の監視体制があり、セキュリティ診断も定期的に実施されています。大手企業や金融機関のECでも選ばれる理由は、この「信頼性」にあります。

多様なビジネスモデルへの対応

BtoC(一般消費者向け)だけでなく、以下の領域でもトップクラスの実績があります。
「BtoB EC」では、企業間取引特有の「得意先ごとの価格設定」「承認ワークフロー」などに対応。「越境EC」は、多言語(日・英・中・韓)対応や、現地の決済・物流との連携も強化されています。

【業種別】ecbing導入事例:課題解決と売上アップの具体策

ecbingの導入成功事例には、単なるシステムのリニューアルにとどまらない、「業務効率化」と「マーケティング施策」をセットにした劇的な改善が多く見られます。ここでは、代表的な導入パターンと、具体的な解決策を紹介します。

事例①/BEAMS(ビームス)

事例①/BEAMS(ビームス)

メディアコマースとオムニチャネルの完成

BEAMS(ビームス)は、ecbeingの導入によって、単なるシステムの入れ替えだけではなく、「スタッフの個性」をデジタル上の武器に変え、圧倒的なファン化と売上アップを実現することに成功しています。

この導入事例は、アパレル業界における「メディアコマース(自社サイトのメディア化)」と「オムニチャネル(店舗とECの融合)」の完成形として非常に有名です。

【課題】ECが「ただの販売所」になっていた

導入前、ビームスは以下の壁に直面していました。

・ブランド体験の欠如
実店舗ではスタッフの接客(提案)が最大の魅力なのに、ECサイトは単に商品写真が並ぶだけの「効率重視の自販機」になっていた。

・情報の分断
公式サイト(ブランド情報)とECサイト(販売)が別々に存在し、顧客が情報を得てから購入に至るまでの動線が途切れていた。

・スタッフのデジタル活用の仕組みが不在
全国にいる個性豊かなスタッフの知識やセンスを、Web上で活かす仕組みがなかった。

【具体策】スタッフを主役にした「メディア化」

ecbeingのカスタマイズ性を最大限に活かし、「スタッフ発信のコンテンツ」を軸としたサイト統合を行いました。

・公式サイトとECの完全統合
情報発信と買い物を一つのサイトに集約。記事を読んで「いいな」と思ったらその場ですぐ買える動線を作りました。

・スタッフ投稿機能の徹底強化
「スタイリング」スタッフ自らが着こなしを投稿
「フォトログ/ブログ」アイテムの背景にあるストーリーをスタッフの言葉で紹介
「ビデオ」動画による商品の動きや質感の伝達。

・オムニチャネル機能の実装
「店舗在庫の表示」や「店舗取り寄せ予約」など、ECで見つけた商品を店舗で試着・購入できる仕組みをecbeingで構築。

【結果】EC売上が数倍に成長し「ファン」が激増

・EC売上の飛躍的向上
リニューアル後、EC売上は右肩上がりに成長。特にスタッフ投稿経由のコンバージョン率(購入率)が非常に高いことが証明された。

・店舗への送客効果
「ECでスタッフの投稿を見て、その人に会いに店舗へ行く」という流れが生まれ、店舗とECが相乗効果で売上を伸ばす理想的な形に。

・UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活性化
スタッフが楽しんで投稿する姿が顧客にも伝わり、レビューやSNSでの拡散が自然に増える好循環が生まれた。

事例②/KEY COFFEE (キーコーヒー)

事例②/KEY COFFEE (キーコーヒー)

コスト削減とLTV(顧客生涯価値)向上

コーヒーの老舗メーカーである「KEY COFFEE(キーコーヒー)」は、BtoC(一般消費者向け)とBtoB(法人向け)の両軸でecbeingを活用し、ブランド体験の統一と業務のデジタル化を成功させています。

特に興味深いのは、単なる物販サイトから、コーヒー教室の予約や法人注文までを網羅する「総合プラットフォーム」へと進化させた点です。

【課題】体験の分断とアナログな業務負担

リニューアル前、キーコーヒーは以下の課題を抱えていました。

・システムの老朽化と分断
通販サイト、コーポレートサイト、コーヒー教室の予約サイトなどが別々に存在し、顧客データが統合されていなかった。

・予約管理のアナログ運用
人気の「コーヒーセミナー」の予約管理がシステム化しきれておらず、スタッフの事務負担が大きかった。

・BtoB(法人対応)の限界
飲食店などの取引先からの注文が電話やFAX中心で、受注処理に膨大な時間がかかっていた。

【具体策】ecbeingによる「機能統合」と「コンテンツ化」

ecbeingの柔軟なパッケージ特性を活かし、段階的にデジタル基盤を強化しました。

・BtoCサイトのリニューアルと予約システム導入
ECサイトをecbeingで刷新。さらに、ecbeingの支援ツール(RESOMO)を導入し、「コーヒーセミナー」の予約決済をECサイト内で完結できるようにしました。

・法人向けEC「KEY’S TABLE」の構築
BtoB専用パッケージ「ecbeing BtoB」を導入。取引先ごとに異なる卸価格の設定や、過去の注文履歴からのクイック発注など、プロの現場に即した利便性を実現しました。

・メディアコマースの推進
CMS(UNITE)を活用し、コーヒーの美味しい淹れ方などの「読み物」から直接商品を購入できる、ファン作りのためのコンテンツ制作を強化しました。

【結果】ファン層の拡大と業務効率の劇的向上

・予約業務の自動化
セミナー予約がECと連動したことで、入金確認や名簿管理の工数が大幅に削減されました。

・LTV(顧客生涯価値)の向上
豆を買うだけでなく「学び(セミナー)」や「情報(コンテンツ)」を一つのサイトで提供することで、顧客のブランドへの愛着(ロイヤリティ)が高まった。

・BtoBの販路拡大
法人サイトの利便性が上がったことで、新規の飲食店やオフィス需要の取り込みがスムーズになり、受注のデジタル化が進んだ。

・ブランドイメージの一新
老舗の安心感はそのままに、スマホからも使いやすい現代的なインターフェースへと進化したことで、若年層のファン獲得にも繋がった。

事例③/bizconcie(ビズコンシェ)

事例③/bizconcie(ビズコンシェ)

デジタル化による働き方改革

コニカミノルタジャパンにおけるecbeingの導入は、BtoB(企業間取引)における「デジタル化による働き方改革」の象徴的な成功事例です。単に注文サイトを作っただけでなく、社内のアナログな業務フローを抜本的にデジタルへ移行した点がポイントです。

【課題】電話・FAX主体の「超アナログ」な受注体制

導入前、同社では以下のような深刻な課題を抱えていました。

・膨大な手作業とミス
消耗品や部品の注文が、電話やFAXに集中。カスタマーセンターのスタッフがそれらを一つずつ基幹システムへ手入力(転記)しており、入力ミスや聞き間違いのリスクが常にありました。

・「待ち」の営業スタイル
営業担当者が注文の電話対応に追われ、本来行うべき提案営業やコンサルティングに時間を割けない「御用聞き」状態になっていました。

・顧客側の不便
顧客(販売店やエンドユーザー)も、在庫状況や納期を確認するためにいちいち電話をかける必要があり、時間外の対応ができない不便さがありました。

【具体策】役割の異なる「3つのサイト」を構築

ecbeingを基盤として、ターゲットや目的が異なる3つのサイトを構築し、全方位でデジタル化を進めました。

① 販売店向けサイト(クローズドEC)
代理店が、24時間いつでも在庫確認と発注ができる環境を構築。取引先ごとの掛け率(卸価格)を自動反映させ、見積書もシステム上で発行可能に。

② エンドユーザー向けサイト
消耗品(トナーなど)を直接注文できるサイト。過去の購入履歴から「いつもの商品」をワンクリックで注文できるUIを採用しました。

③ 基幹システム(ERP)との高度な連携
ecbeingと社内の基幹システムをリアルタイムでつなぎ、受注データが自動で流れる仕組みを構築。これにより、人間の介在を最小限に抑制。

【結果】社内業務の「半分以上」を削減

このDX(デジタルトランスフォーメーション)により、驚異的な成果が得られました。

・業務工数の50%以上削減
受注データの自動取り込みにより、カスタマーセンターでの入力作業が激減。手作業によるミスもほぼゼロに。

・営業の質的転換
事務作業から解放された営業担当者が、顧客の課題解決に向けた提案活動に集中できるようになり、組織全体の生産性が向上。

・顧客満足度の向上
24時間365日、スマホやPCから納期確認・発注ができるようになり、顧客側の利便性が飛躍的に高まった

・カタログコストの削減
紙のカタログ配布を減らし、デジタルカタログとECを連動させることで、印刷・郵送費のコストダウンも実現。

オムニチャネル・OMOを実現した活用事例

ecbeingの最大の強みの一つが、実店舗とネットを融合させる「オムニチャネル(OMO)」の実現です。単に在庫データを共通化するだけでなく、「店舗での購入体験をECが支え、ECでの活動が店舗に還元される」という好循環を作った、代表的な事例を4つ紹介します。

コーナン商事(ホームセンター)

【店舗受取サービスの最適化で利便性を追求】
同社ではそれまで、広い店内で目当ての商品を探す負担や、在庫の有無が分からない不安が顧客の離脱を招いていました。そこでecbeingでECサイトを刷新し、店舗ごとの在庫数と販売価格をリアルタイムに連携。カート投入前に「近隣店舗での受け取り」を選択できる機能を強化しました。

結果、リニューアル後わずか2ヶ月で、店舗受取の受注数が約1.5倍に増加。顧客が「確実に手に入る」ことを確認してから来店する流れを作り、「ついで買い」の促進にも繋がっています。

ABC-MART(シューズ)

【店舗在庫の欠品をECでカバーし、機会損失をゼロに】
それまで同社では、店舗で欲しいサイズが欠品している場合、顧客を帰してしまい販売機会を逃すという事態がたびたび発生していました。

そこで、店舗用接客端末「iChock」とecbeingを連携。店舗に在庫がなくても、その場でEC在庫を引き当てて決済し、後日自宅へ配送する仕組みを構築しました。

この仕組みにより、年間1億5,000万円もの売上を新たに創出。店舗スタッフが「在庫がないのでお売りできません」と謝る必要がなくなり、接客の質も向上しています。

松栄堂(香老舗)

【「OMOアプリ+」の活用でリアルとデジタルの接点を強化】
伝統ある香りの体験を、デジタルを通じて若い層や遠方の顧客にどう届けるかという課題を抱えていた同社は、ecbeingのスマホアプリ構築サービス「OMOアプリ+」を導入。

店舗で開催されるイベント情報をアプリで配信、さらにアプリ上で「お香の焚き方」などのコンテンツを充実させ、店舗への来店動機を形成することで、月間アクティブユーザー数(MAU)が約1.9倍に増加。

アプリを通じて実店舗のイベントへ足を運ぶ顧客が激増し、ブランドへの深い理解とファン化に成功しています。

サザビーリーグ(Afternoon Tea / LIVING)

【店舗POSシステムとEC会員データベースをリアルタイム連携】
同社ではそれまで、店舗とECでは会員組織が別々で、ポイントも共通で使えなかったことから、顧客が「自分が今何ポイント持っているか」を把握しづらく、ブランド体験が分断されていたという課題を抱えていました、そこでecbeingを基盤に、店舗POSシステムとECの会員データベースをリアルタイム連携。公式アプリを「会員証」として刷新し、店舗でもECでもバーコード一つでポイントが貯まり、使える仕組みを構築しました。

この会員統合により、店舗とECの両方を利用する「クロスユース顧客」の年間購入額が、片方のみの利用者の数倍に達することが判明。データに基づいた精度の高いマーケティングが可能になっています。

事例から学ぶ、ecbing導入で失敗しないための検討ポイント

ecbeingは非常に強力なツールですが、多機能でカスタマイズ性が高いため、「なんとなく」で導入するとコストばかりが膨らみ、使いこなせないというリスクもあります。
失敗を避け、投資対効果を最大化するための重要な検討ポイントを4つの視点でまとめました。

「標準機能」と「カスタマイズ」の境界線を明確にする

ecbeingには1,000以上の標準機能がありますが、自社のこだわりをすべて反映させようとすると、際限なく追加開発費用が発生します。そこで以下のポイントに注意して検討しましょう。

-1.Fit & Gap分析の徹底
自社の業務フローが「標準機能で回せるか(Fit)」、それとも「開発が必要か(Gap)」を、要件定義の段階でシビアに仕分けするのは必須です。

-2.運用の変更も視野に
「システムを業務に合わせる」だけでなく、「標準機能に合わせて業務フローを変える」柔軟性を持つことで、構築コストと期間を大幅に抑えられます。

「基幹システム・POS連携」の仕様を詰めきる

中大規模ECにおいて、最もトラブルが起きやすいのが外部システムとのデータ連携です。以下も重要な検討ポイントになります。

-1.リアルタイム性の定義
在庫データは1分おきか、それとも即時か

-2.エラー処理の設計
連携が途切れた際、どちらのデータを正とするか

-3.会員統合の範囲
店舗とECの会員情報をどこまで同期させるか(氏名、住所、ポイント履歴、購入商品詳細など)要件定義でここが曖昧だと、開発終盤で「データが合わない」という致命的な問題に繋がりかねないので要注意です。

「誰が、どう運用するか」の現場視点

システムが完成しても、現場のスタッフが使いこなせなければ意味がありません。
以下のポイントも十分に検討しましょう。

-1.管理画面の操作性
毎日商品登録をする担当者や、注文処理をするCS担当者にとって使いやすい設計になっているか。

-2.マーケティング体制の確保
ecbeingは「分析機能」が非常に豊富です。「次の施策(クーポン発行やメルマガ)」を打つ担当者が社内にいるか(あるいはecbeing社の支援を受けるか)。

スケーラビリティ(拡張性)の計画

「今」の課題解決だけでなく、3〜5年後の施策を要件に盛り込むことが重要です。
「将来的にアプリ化したい」「海外販売(越境)を始めたい」といった計画があるなら、最初からそれを拡張できる構成にしておくことで、将来のリプレイスコストを抑えられます。

まとめ

ご覧の通り、ecbingは非常に優れた中大型EC向けのプラットフォーム(パッケージ)です。しかし、ただ自社サイトに導入すればいいというわけではありません。いかにブランドイメージを正しく発信しながら、売上を作っていくかが重要になります。

ルビー・グループは、ecbeingなどのECプラットフォームを活用した「ラグジュアリー・ライフスタイルブランドのEC成長支援」に特化したプロフェッショナル集団です。
ecbeing本体が「システムの開発・保守」を主導するのに対し、「ブランドの世界観をどうWebで表現し、どう運用して売上を作るか」という、より現場・戦略に近い実務を一気通貫で担う役割を果たします。

「ブランドイメージを死守しながら売上も伸ばしたい」という企業にとって、ルビー・グループは実務のすべてを任せられる「外部のEC事業部」としての役割を果たします。
自社サイトのリニューアルや新規構築、ecbeingの導入をご検討されているようでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

ルビー・グループ コーポレートサイトチーム

各分野の現場で活躍しているプロが集まって結成されたチームです。
開発、マーケティング、ささげ、物流など、ECサイトに関するお役立ち情報を随時更新していきます!

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