
本記事では、ECサイト構築から、売上を伸ばすためのマーケティング、バックヤードの業務効率化までを一気通貫でサポートするECプラットフォーム「W2(ダブルツー)」をご紹介。成長企業から選ばれる理由や、他のカート(Shopify・EBISUMART)との違い、導入事例などについてご紹介しています。
「W2を導入したことで、LTV(顧客生涯価値)や成約率(CVR)がどう改善したかを知りたい」という方はもちろん、「将来的に売上がさらに拡大した際、上位プラン(W2 Unifiedなど)への拡張性は可能?」という方も、ぜひご一読ください。
成長企業がW2(ダブルツー)を選ぶ4つの理由

事業成長を止めない「シームレスな拡張性」
多くのECプラットフォームは、事業規模が大きくなるとシステムの限界が来て、大規模な「乗り換え(リプレイス)」が必要になります。しかし、W2は事業成長に合わせてプランをシームレスに移行できるところが最大の特徴です。
⇒スタートアップ期:「W2 Repeat」でリピート通販をクイックに開始
⇒拡大期:顧客増に合わせ、柔軟なカスタマイズや外部システム連携を追加
⇒大規模・多角化期:オムニチャネル対応の「W2 Unified」へ、データを保持したままスムーズに移行
業界トップクラスの「標準機能」「自由度」「安定性」
W2は、CRM(顧客管理)、販促、分析、セキュリティなど、成長に必要な1,000以上の機能を標準搭載しており、これだけで多くのビジネスモデルに対応可能です。
また、クラウドサービスでありながら、個別の要望に応じた「独自カスタマイズ」が可能。これにより、自社独自のこだわりや戦略をシステムに反映できます。
さらにシステム稼働率は、実績値として「99.97%」という極めて高い水準を維持。これは、「セール時やSNSでの拡散によるサーバーダウン」を最小限に抑える強力なインフラ基盤や、サイバー攻撃を防ぐ強固なセキュリティ基盤が、十分に整っていることを示しています。
定期通販・D2Cに強い「マーケティング機能」
W2の定期通販・D2C特化型プラン「W2 Repeat」は、新規獲得の効率化からLTV(顧客生涯価値)の最大化まで、リピートビジネスに必要なマーケティング機能を網羅しています。
D2Cで必須となる豊富な決済手段だけでなく、アップセル・クロスセルなどの販促機能や、高度なセグメントなどのCRM機能を実装。さらに、これらの機能が一つの管理画面で密接に連携しているため、データに基づいたマーケティングのPDCAが非常に高速に回せる点が最大の特徴です。
「伴走型」の支援体制
システムを提供するだけでなく、クライアントの売上を上げるための「パートナー」として関わる姿勢が支持されています。
戦略立案からサイト構築、運用支援、さらにはCS(カスタマーサクセス)まで、グループ全体でサポートする体制が整っており、導入企業の平均売上成長率が非常に高いことで知られています。
成長企業は、「今は小さく始めたいが、将来は大きくしたい」「独自のマーケティング施策をスピーディーに試したい」というニーズを持っています。
W2は、その時々のフェーズに最適な環境を、システムを壊すことなく提供し続けられるため、「長く付き合えるプラットフォーム」として選ばれているのです。
W2の導入事例
W2は、食品、アパレル、コスメなど幅広い業界で1,100以上の導入実績がありますが、特に「売上成長」と「運用効率化」を両立させた事例が目立ちます。以下で、主要な導入事例と、導入によって得られた成果を整理してみました。
全農食品オンラインショップ
導入前の課題
導入前はモール型ECサイトの一部として運営しており、以下のような制限と課題を抱えていました。
>独自の販売形態(頒布会)ができない
旬の食材を定期的に届ける「頒布会」をやりたかったが、当時のシステムでは対応しておらず、顧客ニーズに応えられていなかった。
>情報発信の制約
サイトのデザインやコンテンツ更新に制限があり、商品のこだわりやレシピなどの「ストーリー」を十分に伝えられていなかった。
>会員情報の活用不足
顧客データが詳細に分析できず、リピート購入を促すためのきめ細やかなマーケティング施策が打てていなかった。
W2が選ばれた決め手
複数のプラットフォームを比較検討した結果、W2が選ばれた理由は以下の3点です。
>「頒布会」機能の標準搭載
複雑なサイクルや商品設定が必要な頒布会が、カスタマイズ不要の標準機能で実現できる。
>CMS(コンテンツ管理)の使いやすさ
専門知識がなくても、特集ページやブログ記事を簡単に作成・更新できる。
>将来の拡張性
単なるEC構築だけでなく、分析機能やCRM(顧客管理)が充実しており、事業成長に合わせて機能を拡張できる。
導入後の成果と変化
システム刷新により、数値・運用の両面で劇的な変化が起きました。
>売上が2倍に増加
念願であった「頒布会」を開始したところ、継続的な購入者が増え、全体の売上が大きく底上げされた。
>登録業務の劇的な効率化
以前は1件の商品登録に多大な時間がかかっていたが、移行後は1件あたり5分程度で完了するようになり、運用負荷が激減。
>情報発信の活性化
特集ページや「読みもの」コンテンツを頻繁に更新できるようになり、ブランドのファン化と滞在時間の向上につながった。
>会員数の拡大
利便性の向上と魅力的なコンテンツ発信により、新規会員獲得のペースが加速。
カインズ
この事例は、単なるEC構築ではなく、巨大な店舗網とデジタルを融合させた「オムニチャネル(OMO)」の代表例として知られています。
導入前の課題
カインズは「デジタル戦略」を経営の柱に据えていましたが、以下の課題に直面していました。
>店舗とECのデータ分断
店舗の在庫状況がEC上でリアルタイムに把握できず、お客様が「ネットで見て店舗に行っても欠品している」という機会損失が発生していた。
>会員基盤の未統合
店舗カードの会員とEC会員が別々に管理されており、一人ひとりのお客様に合わせた最適な提案ができていなかった。
>大量アクセスへの不安
200以上の実店舗と膨大な会員数を抱える中、大規模なセールやTV露出時にシステムが耐えられないリスクがあった。
W2が選ばれた決め手
数あるシステムの中から、W2が選ばれた理由は以下の3点です。
>「ユニファイドコマース」の実現力
EC、店舗、アプリのデータを一つに統合し、シームレスな顧客体験を作る「W2 Unified」の設計思想が、カインズの目指すOMO戦略と合致した。
>圧倒的な拡張性と柔軟性
独自の在庫管理システムや、店舗での受け取りサービス(CAINZ PickUp)など、カインズ独自の複雑な業務フローをシステムに反映できるカスタマイズ性。
>強固なインフラ基盤
大手企業での稼働実績が豊富で、数百万件規模の会員データやトランザクションを安定して処理できる信頼性。
導入後の成果と変化
2019年の本格導入以降、カインズのデジタル戦略は劇的に加速しました。
>アプリ会員数が急増
会員基盤を統合し、アプリで在庫確認や注文ができるようになった結果、会員数は当初の50万人から数年で数倍(150万人以上)へ急拡大。
>「CAINZ PickUp」の成功
ネットで注文して、店舗のロッカーや駐車場で受け取るサービスを実現。店舗滞在時間の短縮を求める顧客ニーズに合致し、EC経由の来店・売上が大幅に増加した。
>パーソナライズの実現
購入履歴に基づいて、お客様ごとに最適なクーポンや情報を配信。LTV(顧客生涯価値)の向上に大きく寄与。
>社内運用の効率化
複雑なデータ連携が自動化され、デジタル戦略チームが「保守」ではなく「新しいサービスの企画」に集中できる環境が整った。
ワダカルシウム製薬オンライン

この事例は、老舗企業が「電話・ハガキ中心の旧来型通販」から「データ駆動型のデジタルマーケティング」へ脱皮した好例として知られています。
導入前の課題
老舗企業として強固な顧客基盤を持っていましたが、システム面で以下の課題を抱えていました。
>マーケティング施策の硬直化
旧システムでは、ステップメール(購入後のフォローメール)の設定やキャンペーンの実施に時間と手間がかかり、思いついた施策を即座に実行できなかった。
>顧客データの活用不足
膨大な顧客データがあるものの、属性や購買行動に応じた「精度の高いセグメント(抽出)」が難しく、一律の販促になりがちだった。
>バックヤード業務の肥大化
定期購入の変更処理や受注管理に多くの手作業が発生しており、事業を拡大するほどスタッフの業務負担が増す構造になっていた。
W2が選ばれた決め手
複数の定期通販システムを比較した中で、W2が選ばれた理由は以下の3点です。
>CRM(顧客管理)機能の圧倒的な柔軟性
1,000以上の条件から顧客を抽出できる「ターゲットリスト」機能があり、きめ細やかな追客ができる。
>定期通販に特化した標準機能
アップセル(上位商品への移行)やクロスセル(関連商品の提案)が管理画面から容易に設定でき、LTV(顧客生涯価値)向上が見込める。
>伴走型のサポート体制
システムの提供だけでなく、EC運営のノウハウ提供や売上向上のための提案をしてくれるパートナーとしての姿勢。
導入後の成果と変化
「W2 Repeat」への移行後、マーケティングの精度と業務効率の両面で大きな変化が現れました。
>PDCAの高速化
販促施策の立ち上げにかかる時間が大幅に短縮され、顧客の反応を見ながらキャンペーンを次々と展開できる体制になった。
>定期継続率の向上
顧客の状況に合わせた最適なタイミングでのメッセージ配信(ステップメール)やオファーにより、定期コースの継続率が改善。
>運用の自動化と効率化
受注から発送までのワークフローが自動化され、ミスが減少。スタッフは単純作業から解放され、顧客対応や施策立案といった「創造的な業務」に注力できるようになった。
>データに基づいた意思決定
リアルタイムで広告効果やLTVが可視化されるため、勘に頼らないデータドリブンなEC運営へと進化した。
MUVEIL(ミュベール)
導入前の課題
MUVEILは熱狂的なファンを持つブランドですが、以前のシステムでは以下の課題を抱えていました。
>ブランドの世界観の表現不足
既存のプラットフォームではデザインの自由度が低く、毎シーズンのコレクションテーマ(例:妖精や映画などをモチーフにした緻密なデザイン)を、ECサイト上で十分に表現できていなかった。
>顧客体験(CX)の停滞
事業拡大に伴い、単に商品を売るだけでなく、特別なラッピングサービスや顧客一人ひとりに寄り添ったファン化を促す施策をデジタル上で実現したかったが、システム上の制約が多かった。
>データの活用不足
オンラインとオフライン(展示会やポップアップ等)の顧客情報の統合が不十分で、購入履歴に基づいたきめ細やかなアプローチができていなかった。
W2が選ばれた決め手
デザイン性と機能性の両立を重視した結果、以下の理由でW2が選ばれました。
>自由度の高いフロント設計
ブランドの独自性やこだわりを損なうことなく、没入感のあるサイトデザインを構築できる。
>充実した標準機能とカスタマイズ性
「ギフトラッピングの選択」や「ボタンひとつで可能なオプション追加」など、アパレル独自の細かい要望を標準機能の組み合わせで実現できる。
>CRM機能の深さ
顧客の属性や購入履歴を細かくセグメントし、ターゲットごとにパーソナライズされた施策が打てる。
導入後の成果と変化
「W2 Unified」への移行により、ブランドのファンをさらに熱狂させるサイトへと進化しました。
>ブランド体験の向上
シーズンごとのコレクションの世界観をサイト全体で体現。ボタンひとつの操作で豪華なラッピングを選択できるなど、ハイエンドブランドらしい「おもてなし」がオンラインで可能になった。
>きめ細やかな顧客アプローチ
オフラインとオンラインの情報を統合。会員の購入履歴や属性に基づいたピンポイントな情報発信により、顧客ロイヤリティ(ファン度)が向上した。
>運用効率と拡張性の両立
事業の成長に合わせて機能を追加できる基盤が整ったことで、デザインへのこだわりと効率的なサイト運営を両立させることができた。
haru(ハル)
同社は、単にシステムを入れ替えるだけでなく、「お客様一人ひとりに向き合う時間を作るためのDX」を実現したモデルケースとして知られています。
導入前の課題
事業が急成長する一方で、バックヤード(運用現場)がシステム上の制約により疲弊していました。
>手作業による業務の限界
受注処理や定期購入の変更対応など、多くの業務を人手で行っており、出荷作業に追われてマーケティング施策に時間を割けなくなっていた。
>CRM施策の制約
「特定の商品を買ったお客様だけにメールを送る」といった細かいセグメント(ターゲット抽出)が難しく、一律のコミュニケーションしかできていなかった。
>拡張性の欠如
当時のシステムでは、新機能の追加や外部ツールとの連携に多大なコストと時間がかかり、事業の成長スピードに追いつけなくなっていた。
W2が選ばれた決め手
リピート通販のプロフェッショナルとして、以下の「標準機能の厚み」と「自由度」が決め手となりました。
>定期通販に必要な機能の網羅性
ステップメール、クーポン、会員ランク、分析機能など、D2Cで必要な機能が最初から「標準」で揃っている。
>高度なターゲット抽出(CRM機能)
数千通りの組み合わせで顧客リストを作成し、ピンポイントで施策が打てる「ターゲットリスト」機能の存在。
>柔軟なカスタマイズ性
標準機能だけでなく、haru独自のオペレーションやサービスに合わせてシステムを柔軟に拡張できる「中長期的なパートナーシップ」が可能である。
導入後の成果と変化
導入後、現場のオペレーションと売上の質の双方が劇的に改善されました。
>月間約240時間の業務削減(工数66%減)
以前は1日8時間かかっていた受注・出荷関連のルーチンワークが、自動化により3時間程度に短縮。ミスも劇的に減少した。
>「考える時間」の創出
浮いた時間を「お客様の声の分析」や「新しいキャンペーンの企画」に充てられるようになり、組織全体がクリエイティブな方向へシフトした。
>LTV(顧客生涯価値)の向上
顧客属性に基づいた適切な追客(CRM)を自動化したことで、定期購入の継続率が改善。安定した収益基盤の構築に成功した。
>スピーディーな施策実行
外部システムとの連携や新機能の実装がスムーズになり、変化の激しいD2C市場において先手を打てる体制が整った。
W2と他のカートとの違いは?
得意とする領域(定期通販の強さ、カスタマイズ性、グローバル対応など)が明確に異なります。以下では、それぞれの特徴や違いについてご紹介いたします。
【W2】D2C・定期通販で「売上を伸ばす」なら最強
W2の最大の特徴は、「定期通販(サブスク)」に特化した機能が最初から1,000以上揃っている点です。Shopifyでもアプリを入れれば定期購入は可能ですが、W2は「ステップメール」「広告効果測定」「解約防止」などのCRM機能が標準で高度に統合されています。
そのため、日本独自の商習慣(後払い、細かいポイント施策など)を重視し、リピート売上を最大化したいD2Cブランドに向いていると言えます。
【結論】どう選ぶべき?
◯「リピート通販・D2Cで、CRMを駆使してLTV(顧客生涯価値)を高めたい」 → W2が最も投資対効果が高くなる傾向にあります。
◯「まずは低コストで始めたい、また将来的に海外でも売りたい」 → Shopify が最適です。
◯「店舗連携や基幹連携が非常に複雑で、自社独自の機能開発が必須」 → EBISUMART が有力な選択肢になります。
まとめ
W2は、「売上アップに直結する機能を標準搭載」、「業務の自動化でミスを削減」、「止まらない強固なインフラ」という3つの強みを持つ、「事業を本気で成長させたい企業のための、高機能なECシステム」です。
しかし、W2の強力なポテンシャルを最大限に引き出すためには、「ブランドの世界観(フロント)」と「複雑なシステム設計(バックエンド)」を高度に融合させる必要があります。ルビー・グループは、特にファッション・ライフスタイル・ビューティー業界において、この橋渡しを行うスペシャリストとしての役割を担うことが可能です。
具体的には、ブランド戦略に基づいたUX/UIデザインの構築や、業務フローに最適化したシステム要件定義、W2の機能をフル活用したCRM・マーケティング支援、導入後の伴走型EC運用・グロースハックなどの面でお手伝いをすることができます。
もしW2の導入を検討されているようでしたら、お気軽にお声がけください。
この記事を書いた人
ルビー・グループ コーポレートサイトチーム
各分野の現場で活躍しているプロが集まって結成されたチームです。
開発、マーケティング、ささげ、物流など、ECサイトに関するお役立ち情報を随時更新していきます!




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