
本記事では、複雑な注文手続きをスムーズにした導入実例を中心に、「aiship(アイシップ)」の特徴や強みなどをご紹介しています。
「aiship、またはリピート特化のaishipRを導入した食品通販、ギフトショップ、定期購入サイトの事例を知りたい」「スマホでの購入率(CVR)や、複雑な注文画面がどう改善されたかの具体例はあるの?」という方はもちろん、「複数配送やノシ指定などの手厚い受注処理を、バックオフィス側(受注管理スタッフ)がどれだけ効率化できているか」「クラウド型でありながら、どこまで自社独自の仕様変更(カスタマイズ)に追従できるのか」という方も、ぜひご一読ください。
aiship(アイシップ)とは?食品・ギフト・定期通販に強い理由

数あるカートシステムの中でも、「aiship(アイシップ)」は食品・ギフト通販および定期通販の領域で絶大な支持を獲得しているASP/クラウド型ECプラットフォームであり、一般的な汎用システムでは対応が困難な課題に対して強みを発揮します。具体的には、以下の2点が大きな特徴になります。
モバイルファースト設計と日本特有の複雑な商習慣への特化
aishipの最大の強みは、開発当初から一貫して徹底されている「モバイルファースト」の画面設計にあります。ギフトや食品通販の購入者の大半がスマホを利用する中、小さな画面でも迷わず操作できる直感的なUIやスムーズな画面遷移を追求し、モバイルでのCVR(コンバージョン率)を極限まで高める工夫が施されています。
さらに、aishipは日本特有の「複雑な商習慣」に完全特化して開発されています。温度帯別(常温・冷蔵・冷凍)の配送コントロール、配送日時の細かな指定、軽減税率対応、複雑な施策設計など、事業者が直面する運用要件を標準機能として網羅しています。クラウド型(ASP)のため最新の法改正やトレンドに合わせて自動アップデートされ、高いセキュリティと拡張性を維持したままの運用も可能です。
食品・ギフト事業者が求める高度な配送・オプション要件への対応
aishipが主なターゲットとしているのは、のし(熨斗)・ラッピングの細かな指定や、1回の注文で複数の配送先を登録・設定する機能が必須となる、食品・ギフト事業者、および高機能な定期購入機能を求める通販事業者です。
贈答用や季節催事などのギフト需要では、1つの注文から親族や取引先など十数箇所へまとめて商品を贈る「複数配送先設定(マルチアドレス対応)」が不可欠です。aishipでは、スマホの小さな画面からでもストレスなく複数住所を入力・選択できるUIを実現。また、のしの名入れ・メッセージカード・包装紙選択など多種多様なオプション指定も、カート上で直感的に完結できます。これらにより購入者の利便性向上だけでなく、店舗側の受注・出荷指示オペレーションの負担を大幅に削減します。
料金体系と独自の強み|リピート特化「aishipR」との違い
それでは次に、aiship(アイシップ)の料金体系と、独自の強みについてご紹介します。
明確な料金体系と、スマホでの購入率(CVR)を最大化するUI/UX
aiship(アイシップ)は、初期費用と月額費用からなる明確な料金体系を提供しています。そのため、予期せぬ追加改修コストや複雑な従量課金のリスクを低減し、コストの見通しが立ちやすい予算感で導入・運用が可能です。またクラウド型(ASP)サービスであるため、セキュリティ向上や最新機能へのアップデートに伴う維持メンテナンス費用も発生しません。
最大の強みは、スマートフォンでの購入率(CVR)を最大化させる独自のUI/UX設計にあります。モバイル画面における入力エリアの視認性向上や、直感的にタップできるボタン設計、入力ストレスを大幅に軽減するEFO(入力フォーム最適化)機能を標準搭載。これにより、スマホユーザー特有の「画面操作のしづらさによるカゴ落ち(離脱)」を徹底的に防ぎ、スムーズな購入体験と高い転換率を実現します。
同一カート内での複数配送先指定と温度帯別送料の自動計算機能
食品やギフト通販の現場において、汎用ECカートと大きく差別化される独自の強みが「同一カート内での複数配送先指定(マルチアドレス機能)」と「温度帯(常温・冷蔵・冷凍)別の送料自動計算」です。
お中元・お歳暮やブライダルなどのギフト需要では、1回の決済で複数の届け先へ商品を贈るニーズが不可欠となります。aishipでは同一カート内で迷わず直感的に配送先を追加・割り当てられる画面UIを搭載しており、複雑になりがちな入力手続きを簡略化しています。
また、常温・冷蔵・冷凍といった異なる温度帯の商品が同時に購入された場合でも、システムが自動で温度帯と同梱可否を判別し、発送個数に応じた正確な送料を自動計算。これにより、従来のEC運用で発生していた店舗側での手動補正や手作業での修正連絡の手間をゼロにし、ミスのない受注処理オペレーションを可能にします。
<リピート特化型「aishipR」との違いについて>
定期購入や単品リピート通販の施策に特化した姉妹プロダクト「aishipR」に対し、aishipは総合型ギフトECや多品種の食品通販に強みを持ちます。事業者のビジネスモデルに応じ、最適な選択を可能にしています。
aishipの導入事例|複雑な注文手続きをスムーズにした実例
食品やギフトECにおいて、配送条件やギフトオプションの指定手続きは購入画面を複雑化させ、カゴ落ち(離脱)の大きな原因となり得ます。
aiship(アイシップ)を導入した事業者では、モバイルに最適化された直感的なUI/UXと高度なバックエンド機能の活用により、注文完了までのスムーズな画面体験を実現。大幅なCVR(購入率)向上や、運用コストの削減に成功しています。
以下に、代表的な3つの導入成功実例を紹介します。
【実例1】高級和菓子・ギフト通販事業者(複数配送先・のし指定の最適化)
<抱えていた課題>
お中元やお歳暮、慶弔用途など贈答利用が中心の高級和菓子事業者では、1度の注文で親族や知人・取引先など十数箇所へ一括送信する「複数配送先指定(マルチアドレス)」の要望が非常に高い状況でした。しかし従来のECシステムでは、スマホ画面における複数住所の入力フローが極めて複雑で、途中で注文を諦めてしまう離脱率の高さが長年の課題となっていました。また、のしの名入れや内外のし指定、メッセージカード設定の入力間違いも多発していました。
<aiship導入による工夫と効果>
aishipのモバイルファーストな複数配送先UIを導入したことで、スマホの小さな画面上でも、タップ操作だけでスムーズに送り先を追加・割り当てられる画面設計を実現しました。
また、のしのプレビュー表示や項目選択の最適化により、購入者が完成イメージを確認しながら迷わず設定できるフローを構築。結果として、スマートフォンからのギフト注文完了率(CVR)が約1.5倍に向上したほか、入力不備に関する問い合わせや手動での確認作業が劇的に減り、バックヤード業務の効率化を達成しました。
【実例2】総合食品・水産加工品事業者(温度帯別配送・送料自動計算の実現)
<抱えていた課題>
常温の加工品、冷蔵の生鮮品、冷凍の蟹や刺身など、多様な温度帯の商品を取り扱う水産・食品通販事業者では、商品ごとに異なる配送設定と送料の提示が大きな障害となっていました。旧システムでは同一カート内での温度帯別コントロールが難しく、同梱できない商品の組み合わせで購入エラーが発生したり、店舗側で受注後に送料の手作業再計算を行って、顧客に修正連絡を入れるといった多大な手間が発生していました。
<aiship導入による工夫と効果>
aishipの「温度帯(常温・冷蔵・冷凍)別送料の自動判別・計算機能」を活用したことで、カート内で自動的に発送グループが分割され、正確な発送個数と送料がリアルタイムで算出される仕組みを構築。購入者はチェックアウト時に一目で明確な送料を確認できるようになり、購入時の安心感が高まりました。店舗側でも出荷前の手動計算連絡が一切不要となり、受注処理のスピードが大幅に短縮され、ピーク時の出荷能力が飛躍的に高まりました。
【実例3】老舗洋菓子・定期通販事業者(ギフトオプション+定期配送のスムーズな両立)
<抱えていた課題>
洋菓子や毎月届く定期便を取り扱う老舗事業者では、新規ギフト客の取り込みと同時にリピート会員の獲得に注力していました。しかし、既存のシステムでは「ギフト配送(のし・ラッピング指定)」と「定期注文」の導線が分離しており、ユーザーが希望するギフト用途での定期利用や、初回限定のお試しセットからスムーズに購入完了に至らないという問題が生じていました。
<aiship導入による工夫と効果>
aishipの柔軟なフォーム設計とオプション選択画面を活用し、定期購入フローの中にもストレスなくギフトオプション(のし・メッセージカード)を組み込めるUIを実装しました。スマホに特化したEFO(フォーム最適化)によって入力項目を最小限に整理し、ワンタップで完了する決済手段の拡充と組み合わせた結果、モバイル経由での定期会員獲得数が大幅に増加。購入者の使いやすさと事業者のリピート施策が、高次元で融合した成功事例となりました。
システム処理後の「バックオフィス(受注確認)」の手動切り分けルール
食品・ギフト通販において、ECシステムの導入は注文処理の自動化や効率化に大きな成果をもたらします。しかし、お中元やお歳暮をはじめとする贈答(ギフト)対応では、顧客ごとに多種多様な個別要望や細かなイレギュラー対応が発生するため、「すべてをシステム上で自動化・完結させること」には限界が存在します。
aiship(アイシップ)を効果的に運用している現場では、システムによる自動処理と、バックオフィスによる手動対応の境界線を明確に定め、ミスを防ぐ確実な切り分けルールを構築しています。
複雑な配送要件(ノシの文字指定等)における出荷前二重チェックフロー
ギフト注文において最もトラブルが発生しやすいのが、のし(熨斗)の名入れ文字や表書き、包装指定などの複雑な要件です。aishipのカート機能によって購入者からの指定データは正確に取得・データ化されますが、連名での特殊漢字の扱いや、外のし・内のしの組み合わせ指定など、人の目による確認が欠かせない領域が存在します。
そのため、優れた現場ではシステムからの注文データをそのまま出荷指示に回すのではなく、受注確認の段階で「自動処理用データ」と「目視確認が必要なデータ」をルールに基づき自動判定・振り分けを行っています。ノシの名入れや特殊指定が含まれる注文に対しては、専任のバックオフィス担当者が目視で記載内容を確認した上で、出荷直前にも倉庫担当者と二重でチェックを行う現場フローを確立。このデジタルとアナログを組み合わせた二重検証体制により、発送ミスや誤字・脱字による致命的なトラブルを未然に防止しています。
例外的な顧客要望を確実に捌く運用マニュアルの確立
EC導入にあたり「システムがすべての業務課題を自動で解決してくれる」と過剰に期待することは、現場の運用破綻を招くリスクがあります。実際の通販現場では、「手書きのメッセージカードを同梱したい」「特定の配送日時のみ特殊な梱包をしてほしい」といった、画面上の標準選択項目だけではカバーしきれない、例外的な顧客要望が日常的に発生します。
aiship導入で成果を上げている事業者では、こうした例外処理をシステムに無理やり組み込むのではなく、自由記述欄や備考欄に入力された要望を迅速に抽出し、マニュアルに基づいて処理する体制を整備しています。
具体的には、「備考欄に記載がある注文は保留ステータスへ自動移行する」「手紙やカード同梱時は専用のピッキングリストを出力する」といった例外対応用の運用マニュアルを言語化・標準化。システムと人の役割を明確に分担し、柔軟かつ確実な顧客対応を実現することこそが、ギフト通販におけるリピーター獲得と高い顧客満足度の鍵となります。
まとめ
aiship(アイシップ)は、モバイル特化の画面設計と、温度帯別配送や複数配送先設定、のし対応など、日本固有の食品・ギフト通販の商習慣に対応した高度な機能を備えた強力なECプラットフォームです。スマホでの直感的なUI/UXはカゴ落ちを防ぎ、購入率(CVR)の最大化に大きく貢献します。
しかし、システムを導入するだけで課題がすべて解決するわけではありません。aishipが持つ優れた機能を現場で最大限に活かし、成果を最大化させるためには、システムによる自動化とバックオフィスでの手動対応の境界線を明確にし、独自の配送・梱包オペレーションを型化(標準化)することが不可欠です。
デジタル(システム)の強みと、アナログ(運用・目視チェック)の現場フローを高次元で融合させることこそが、食品・ギフト通販における顧客満足度の向上と業務効率化を両立させるカギとなります。
この記事を書いた人
ルビー・グループ コーポレートサイトチーム
各分野の現場で活躍しているプロが集まって結成されたチームです。
開発、マーケティング、ささげ、物流など、ECサイトに関するお役立ち情報を随時更新していきます!
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