2023.6.19

2023.10.11

#EC運用知識

ECサイトの商品登録代行すべき理由や費用感などをご紹介!

ECサイトの運用にあたり商品登録は必ず発生する業務になります。ECサイトの規模にもよりますが、規模が大きいECサイトの場合だと商品登録にかかる作業工数の負荷は大きくなります。
負荷が大きい事で、本来売上を伸ばすためにやるべき分析や戦略、施策内容などが疎かになっている方も多いかと思います。 本記事では、商品登録を外部に委託する代行サービスについて詳しく解説していきます。

商品登録代行サービスとは?

「商品登録代行サービス」は、企業や個人が商品をオンラインで販売する際に、商品情報の登録作業を第三者に委託するサービスを指します。

例えば、自社のECサイトや、Amazon、楽天、ヤフオク、メルカリ、ショッピングサイトなど、多くのオンラインマーケットプレイスで商品を販売する際には、商品の情報(商品名、価格、詳細説明、画像など)を正確に登録することが求められます。

商品登録作業は時間と労力を要するため、事業者が自身の本業に集中できるよう、または商品登録作業のスペシャリストにより高品質な登録を実現するために、商品登録作業を事業者に代わり実施するサービスです。

商品登録代行サービスは次のような作業になります。
・商品情報の入力
・商品画像の加工
・登録
・商品説明の作成または最適化
・商品のカテゴリー分け
・キーワードやSEO対策
・在庫管理や価格設定のサポート

これらのサービスは、Eコマースを運営する企業や個人が商品を効果的にオンラインで販売するためのサポートを提供します。

商品登録の流れ

商品登録の流れは、販売する商品や利用するプラットフォームにより異なる場合がありますが、一般的な手順は以下のとおりです。

登録情報作成:販売する商品の詳細情報を準備します。商品名、価格、商品の詳細説明、商品画像などが含まれます。

画像の準備:商品をオンラインで販売する際には、商品の画像が非常に重要です。鮮明で詳細な商品画像は、購入者に対して商品の特性を明確に伝え、購買意欲を高める効果があります。

商品情報の入力:準備した商品情報を入力します。商品名、価格、説明、画像などが含まれます。また、商品のカテゴリーを選択する必要があります。必要に応じて、配送料、在庫数、販売開始日などの追加情報を入力します。入力方法はプラットフォームにより異なりますが、主に管理画面上で手動で入力する個別登録と、CSVなど指定のフォーマットのデータを作成してアップロードする一括登録があります。

公開設定:入力した商品情報を確認し、問題がなければサイト上で公開し、販売を開始します。

商品登録で効果を出すポイント

オンラインでの商品登録では、いくつかのポイントを意識することでより多くの顧客に商品を見つけてもらい、売上を成長させることができます。以下に、商品登録で効果を出すための重要なポイントをいくつか挙げてみましょう。


高品質な商品画像

消費者は商品を手に取って見ることができないので、高品質な画像を提供することは非常に重要です。複数の角度から撮影した画像をアップロードし、詳細部分のクローズアップを提供することで、 商品の特徴を正確に伝えることができます。


明確な商品説明

商品の説明は出来るだけ具体的で詳しく、またわかりやすい言葉を使って書くことが重要です。商品の主な特徴、利点、仕様、サイズ、使用方法などを明確に記述しましょう。


SEO対策

商品説明には、顧客が商品を検索する際に使用する可能性があるキーワードを含めることが重要です。これにより、検索エンジン最適化(SEO)が向上し、商品が検索結果に表示されやすくなります。


正確なカテゴリー分け

商品を適切なカテゴリーに登録することで、顧客が商品を見つけやすくなります。多くのオンラインショッピングサイトでは、顧客が商品カテゴリーから商品を探すことが多いです。


価格設定

適切な価格設定も重要です。競合他社の価格を調査し、それに基づいて商品の価格を設定することが一般的です。ただし、商品の価値を反映し、利益を確保することも忘れてはいけません。


在庫管理

在庫が十分にあることを確認し、商品情報を常に最新の状態に保つことも重要です。売り切れの商品を掲載し続けると、顧客の混乱や不満を招く可能性があります。

これらのポイントを考慮に入れることで、商品登録を通じて売上を最大化することが可能になります。

商品登録を代行すべき理由

時間の節約:商品登録は手間と時間を要する作業です。
専門の代行サービスに委託することで、時間を他のビジネス活動に注力することができます。

専門知識:商品登録代行サービスは、商品情報の最適化、キーワード選定、SEO対策など、Eコマースに関する専門的な知識と経験を持っています。より多くの顧客に商品を見つけてもらうために最適な方法で商品登録を行うことができます。

高品質な商品情報:プロフェッショナルな代行サービスは、商品情報を明確かつ魅力的に伝える方法を理解しています。これにより、高品質な商品説明や画像を提供することができます。

エラーの減少:商品登録は、間違った情報の入力や重要な情報の欠落といったエラーが発生しやすい作業です。専門の代行サービスに委託することで、様々なエラーを減少させることができます。

複数プラットフォームへの対応:1つのプラットフォームだけでなく、複数のオンラインマーケットプレイスに商品を掲載する場合、それぞれのプラットフォームの要件を理解して対応する必要があります。非常に複雑な作業になるため、専門の代行サービスに委託すると効率的です。

商品登録代行の費用感

商品登録代行サービスの費用は、サービス提供者、商品の種類と数量、必要な作業の詳細などにより大きく変動します。以下に、一般的な費用感をいくつか示しますが、具体的な費用は各サービス提供者に直接問い合わせることをおすすめします。

固定料金制:商品登録に一定の固定料金を設定します。料金は、商品一つあたり、または一定数の商品群あたりで設定されることが多いです。

時間単位の料金:商品登録にかかる時間に基づいて料金を設定します。この場合、商品登録の作業が複雑で時間がかかるほど、費用は増えます。

プロジェクト単位の料金:大量の商品を登録するプロジェクト全体に対して、一定の料金を設定します。料金は、プロジェクトの規模と複雑さに基づいて決まります。

なお、これらの費用に加えて、初期設定費用や緊急対応費用など、追加の費用が発生する場合もあります。また、特定のプラットフォームに対応するための追加費用が発生する場合もあるため、具体的な費用を確認する際には、全ての費用項目を把握するようにしましょう。

商品登録代行の業者選定のポイント

経験と専門知識:商品登録代行業者がEコマースの商品登録に関する豊富な経験と専門知識を持っていることは重要です。委託する業者が特定のプラットフォームや商品カテゴリに精通していると、より効果的な結果を得られる可能性があります。

信頼性と評価:過去の顧客からのレビューや評価をチェックして、代行業者の信頼性とパフォーマンスを評価してください。 また、その業者が業界の認定や賞を受賞しているかも確認してみてください。

コミュニケーション:業者との明確で円滑なコミュニケーションが可能か確認してください。業者が迅速かつ適切に応答し、質問や懸念に対応できるかどうかは、サービスの成功に大いに影響します。

費用:業者のサービス料金が予算内であることを確認してください。また、費用対効果を検証することも重要です。

サービスの範囲:業者が提供するサービスがあなたのニーズを満たすものであることを確認してください。例えば、商品の写真撮影や商品説明文の作成など、追加のサービスが必要な場合、 業者がそれらのサービスを提供できるかどうかを確認してください。

まとめ

いかがでしたか?本記事では、ECサイトの商品登録代行すべき理由や費用感などについてお伝えしました。商品登録はECサイトの規模が大きくなる程、登録にかかる時間も長くなり工数が大きくなります。ECサイトの売上を上げて行く上でサイト分析、戦略、施策にかける時間が中々取れない方も多いかと思います。 外注するので費用は発生しますが、自身のサイトを成長させる意味でも商品代行は有効な選択肢の1つです。
ルビー・グループでも商品登録代行サービスを行っていますので、お困りの際はご相談下さい。

この記事を書いた人

篠原 星営業部 部長

新卒で大手アパレルメーカーへ勤務。店頭販売から百貨店営業、リテール渉外、海外(中国販路)ビジネス、MDを経験しEC業界へ。 ファッションECにてMD業務とバイイング、ベンダーポータル改修のPMなどを経験。2019年11月よりルビー・グループ株式会社へ参画。 ECコンサルティングを中心に、ブランド全体の継続的な成長をイメージしたご提案を実践している。 トレンドのソリューション提案に自信あり。大手アパレルメーカーのMD歴が長く、アパレル業界の川上から川下までのビジネスを知り尽くしていることが強み。